- 計画倒れに終わってしまい。物事が継続出来ない
- 一日ダラダラと過ごしてしまい、自己嫌悪に陥る。
在宅勤務などで以前にも増して、自己管理の重要さが増しています。
思考の転換によって上記のような悩みを解決します!
目次
大前研一さんの有名な言葉
経営コンサルタントの大前研一さんの有名な言葉があります。
人間が変わる方法は三つしかない。
一番目は時間配分を変えること、
二番目は住む場所を変えること、
三番目は付き合う人を変えること。
どれか一つだけを選ぶとしたら時間配分を変える。
これがもっとも効果的だ。
逆に一番無意味なのは「決意をあらたにする」こと
出典:「時間とムダの科学」大前研一
意志力が当てにならない事をバッサリと言い切ってしまっています。
脳研究者からみてもそもそも「やる気」は存在しない
「【再掲】自宅でダラダラしがちな人は必見! 実は“やる気”なんて存在しない!?」
新R25
脳科学的に見ても「やる気」というのは存在しないようです。
「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構なのです。
「やる気」つまり、人が「やる気」として感じる高揚感は「行動」によって自然に生まれるものなのです。
行動→高揚感
という順番が正しい。
だから、「やる気」など存在しない事を認めて、さっさと行動を起こすのが正しいという事になります。
大切なのは時間を制すること
意志力が役に立たない事は分かりました。
では、何を当てにすれば良いのでしょうか?
前述の大前研一さんの言葉ですが、「一つだけ選ぶとしたら時間配分を変える。」とあります。
つまり、時間の使い方を変えろという事ではないでしょうか。
具体的には
期限を決める
まずは、時間が無限にあるという幻想を改める事です。
やるべき事に締め切りを設けて、スケジュールをたてる。
タイマーで時間を計測しながらタスクをこなす。
ルーチン化する
何時になったら〇〇をするという一日の型を決めてしまう。
そうする事により、行動を起こすのに一々考えなくても良くなります。
脳が一番パフォーマンスを発揮出来るゴールデンタイムを活用する
一般的に午前中が一番脳が働く時間帯です。
難しい仕事、集中力を要する仕事は午前中にぶつけ、午後に単純作業やミーティングなどを入れるなど、
脳のパフォーマンスに応じた時間配分を考えましょう。
このように、時間を管理することはつまり、自己を管理する事と同じ意味なのです。
時間管理のスキルを磨くことにより、意志力の弱さを克服できます。
環境と脳のコンディションを整える方が大切
時間管理のスキルとともに大切なのは、脳のコンディションを整える事です。
私達が「やる気」や「モチベーション」と錯覚している高揚感は実は脳の状態に過ぎないのです。
- 質の高い睡眠
- 質の高い食事
- 適度な運動
- 整理整頓された環境
このあたりを意識して生活していくとさらにパフォーマンスの向上が期待出来ます。
まとめ
- 「やる気」はそもそも存在しない。行動によって得られる高揚感が後付で「やる気」と誤解されている。
- 意志力に頼る。「頑張る」「モチベーションを上げる」という発想を捨てる。
一番大切なのは時間管理を徹底する事、次に生活、環境を整えて脳が最大限にパフォーマンスを発揮出来るようにするのが大切。