「気持ち良さ」が無いと続かない
継続、習慣化のコツは「気持ちよさ」にある。
筋トレとヨガ、あとマラソンなどもやってない人から見ると苦行に見える。
「あの人凄い!」、「何で、あんな苦しい事を継続出来るの?」と不思議に映る。
しかし、筋トレもヨガもマラソンも本人は「気持ち良い」からやっているだけなのである。
つまり、筋トレやヨガやマラソンなどを継続できてる人は「気持ちよさ」を仕組み化出来た人達とも言える。
「気持ち良いから」もう一度やってみようと思う
そもそも生物は「不快」を避けて、「快」に向かうように設計されている。
脳には心地良い刺激があると、それを再度求める機能がある。
これを、「報酬系」という。
なぜ、サラリーマンが毎日、苦悶の表情を浮かべながらも不快な満員電車に乗り会社に出勤するかといえば、「給与」という明確な快楽報酬があるからである。
確実に「給与」が支払われる事が分かっているから「継続」出来るのである。
給与が支払われるか支払われないか分からないようなブラック企業だったら会社に行こうという気持ちにならない。
ここで、「確実性」というのは大切なキーワードとなる。
人は確実に快楽を与えてくれるモノに依存するようになる。
もちろん、何に依存するかは大切なポイントで有害なモノに依存してはならない。
- 有害な依存先の例
薬物、砂糖、ホスト
- 健全な依存先
筋トレ、マラソン、ヨガ、サウナなど
脳の報酬系を利用して、運動習慣などの健全な依存先を手に入れればしめたものである。
「考える」のではなく「感じる」方が動ける
筋トレ、マラソン、ヨガなどは気持ち良さを感じるまでに苦しい「過程」がある。
マラソンだと「ランナーズハイ」、筋トレだと「パンプアップ」、ヨガであれば「一体感」というところだ。
実際に筋トレやヨガなどは実践中は辛いが、実践後気持ちよくなる報酬が得られたりする。
そんな苦しい時にオススメなのが、「頑張ろう!」と考えるのではなく、「気持ちよさ」を想像する事だ。
「気持ちよさ」にフォーカスし、終わった後の爽快感や、引き締まった肉体になり人から羨望の眼差しで見られる事を想像するのである。
フィードバックも「快楽」のひとつ
自分自身が肉体的に「気持ちよさ」を感じるのも大切だが、他人からの評価も間接的な気持ちよさにつながる。
スタイルの良さを褒められたり、ヨガの先生からポーズを褒められたりすると俄然やる気が出てくる。
良いフィードバックをしてくれる先生や友達を持つと良い。
SNSなどで写真や動画をアップしてフィードバックをもらうのも良いであろう。
まとめ
- 人は「気持ちよさ」がないと継続できない。
- 継続できないのは気持ちよさを「感じられていない」からかもしれない。
- 「気持ちよさ」にフォーカスし、良い「依存」を作り出すとそれが習慣となる。