- オンラインヨガに興味があるけど、どんな雰囲気なのか知りたい。
- ヨガ経験者だけど、オンラインヨガはどんなシステムなのか知りたい。
- オンラインヨガではプライバシーは適切に守られるのか?
上記のような疑問を持っている方にお勧めの記事です。
受講前は、オンラインの受講形態がヨガに適用できるのか、若干不安な所があった。
- ビデオ通話を通じた限られた視野の中で、講師が的確な指導ができるのか?メリットを感じられるのか?
- 実際のヨガスタジオに通うのに比べて、物足りなさは感じないのか?
- 講師と他の生徒との距離感はどのようになるのか?
結論から言うと、オンラインヨガは思いの他快適でアリなのではないかと感じた。
目次
実際に体験してみる。
オンラインヨガSOELU を体験してみた。
2019年末にアカウント登録をしてみて、体験受講の機会を伺っていたのだが、年末の慌ただしさから受講できなかった。
2020年の元旦の夕方、ふと思い立ってアプリを立ち上げてみた所、1時間後に体験受講可能なレッスンがあったので飛び込みで受講してみる事にした。
この、思い立った時に参加出来る気軽さもオンラインならではであろう。
ホームページのガイドに従い、部屋のセッテイングをする。
自分の部屋にヨガマットを敷く。
ヨガマットの側面にカメラをセッテイングする。
初めてだったので、テスト入室をしてみる。
うん。大丈夫そうだ。
しかし、自分の部屋が狭いのもあって、スマホ(カメラ)をマットから1mぐらいしか離した距離にしか置けないのが難点。
これだと、マットから膝丈ぐらいしか映らない。。
いざ、入室する。
開始5分前になったら、アプリを立ち上げて予約したレッスンの所から入室する。
勝手が分かってないので、実際のヨガスタジオに行くよりも緊張していた。
画面には講師の部屋らしき映像が映し出されていた。
しばらくすると、部屋に講師の方が入って来た。
名前を呼ばれて話しかけられる。
自分は体験レッスンという事もあり、ヨガの経験や身体の状態などを軽くヒアリングされた。
レッスンの参加者は3人ぐらいの予定だったらしいのだが、他の人は来なかったようなのでそのままレッスンは開始された。
マンツーマンレッスンである。
今日は元旦のレッスンという事もありマンツーマンという形になってしまったが、講師と生徒は1対多の関係なのであまり個人的なコミュニケーションは発生しないかもしれない。
参加人数に関しては分かるようだが、誰が参加しているかなどの情報は生徒側からは一切分からないようになっているので、他の生徒を意識する事はあまりなさそうである。
レッスン開始
レッスンは講師のポーズを真似しつつ、指示に従い進行していく。
レッスン自体の強度も弱めのものだったので、ストレッチに近い形で進行していく。
おそらくSOELUのオリジナルのポーズの流れだと思うのだが、ダウンドックや、チャイルドポーズなどのヨガ定番のポーズも盛り込まれていた。
やはり、一人で実践する時は違う。
良い緊張感も感じられて良かった。
あと、単純にポーズを褒められると嬉しい。
最後は、定番のシャバアサナ(死体のポーズ)で終了した。
実質30分という時間も丁度良く感じられた。
レッスン終了後、SOELUの紹介、質問タイムレッスン終了後は資料を使っての入会案内と、こちらからの質問を何点かさせて頂いた。
■Q1. こちらの姿を見られたくない時はカメラをオフにしても問題ないか。
問題ないとの事。
入室時にこちらのカメラとマイクをオフにすれば、講師の方に姿を見られる事や、音を聞かれる事は
なくなるとの事。その時は、講師の方は一方通行のコミュニケーションでレッスンを始めるそうだ。
■Q2. 男女比率はどれくらいか。
最近は男性の参加者も増えているとの事で、強度の強いレッスン程男性参加者が多いとの事。
講師の方の直近のレッスンでいうと7人中2人が男性参加者だったという。
個人的な感想
思ったよりもスムーズで的確なアジャスト
こちらの映像はスマホカメラからの局所的な物であるし、全身が収まりきらない。
正直いうとあまり期待してなかったが、思いのほか的確なアジャスト(ポーズの修正)を指示してもらったのでびっくりした。
この辺りは講師の方の経験と技量にもよるだろうが、期待以上だった。
生徒のカメラに収まりきらない部分に関しても先生の経験値から補っていた事が伺えた。
使いやすいシステム
私はITエンジニアをしているので、システムには結構うるさい。
しかし、SOELUのスマホアプリはシンプルかつ直観的で使い安いと思った。
予約からレッスンの受講までの流れもアプリひとつで完結し操作に迷う事はなかった。
また、レッスン中の動作も安定しており、画像や音声が途切れる事もほとんどなかった。
(こちらは、自宅の通信環境による所も多いと思う。自分は自宅の光回線をwifiで接続していた。)
スマホの位置はやはり課題
利用シーンとしてスマホを利用する事が多いと思うのだが、
1) 生徒が講師のポーズを見る。
2) 講師が生徒のポーズをチェックする
スマホが双方向のやり取りの窓口となるのだが、自分が講師を見やすい角度、かつ、講師から見られやすいスマホの位置というのが難しいと思った。
スマホを離しすぎると生徒から講師が見づらくなるし、近すぎると生徒の全身がカメラに収まりきらなくなる。
現状では、どうしても指導の枠がスマホの画面の枠に縛られてしまうような感じだ。
コースを見てみても、フェイシャルヨガ(顔のヨガ)などならば、身体の動きは少ないので、十分に現状のシステムで対応出来るであろう。
一方、アシュタンガヨガなどの、身体の動きがダイナミックなものになると現状のシステムの中では難しいだろうと感じた。
これは、ハードウェア的な問題なので運営側の問題というよりは、テクノロジーの進歩によって解決されて行くであろう。
まとめ
オンライヨガとは、従来のヨガとは違った新しい形態のヨガレッスンである。
従来のヨガに比べて、気軽に参加できるし、融通も効く。
自分の部屋でも受講出来るので、プライベート感を重視する人には最適である。
他人に気兼ねなく出来るので、ヨガを初めてみたいという男性にもオススメである。
ただし、本格的なヨガになってくると講師は生徒の呼吸を見ていると言われる。
現状のオンラインヨガで生徒の息遣いまで見れるかと言えば難しいだろう。
また、少人数制というのはなかなか良いシステムかと思った。
レッスンの一覧を見てみたところ、既に満席のレッスンもあった。
お気に入りの講師のレッスンをリピートしてく中で、講師の方と程よい関係性も築けそうである。
今回、オンラインヨガSOELUの体験を受講させて頂いて非常にオンラインヨガの可能性を感じた。
オンラインヨガに向く人
- プライベートな空間でカジュアルにヨガを楽しみたい人。
- 気分転換やストレス解消などの軽め目的でヨガを初めたい人。
- 一人では物事が継続できない人。(レッスンで強制力をもたせる。)
- 入門としてヨガが向いているか見極めたい人。(低コストで始められる。)
オンラインヨガに向かない人
- ヨガの呼吸法や思想などディープなヨガを極めてみたい人。
- ヨガコミュニティに属し、濃厚な人間関係を形成して行きたい方。