男性アスリートとヨガ

昨今、ヨガはスポーツ選手にとって、柔軟性、バランス感覚やメンタルを補強するものとしてトレーニングに取り入れられている。

 

ヨガを実践する事により怪我が減り、本業のパフォーマンスが上がったという話はよく聞く。

 

ヨガをトレーニングに取り入れている有名選手を紹介する。

イチロー(プロ野球選手)

 

45歳で現役引退したイチローもヨガをトレーニングとして取り入れていたという話は有名である。

 

その詳細に関してはて多くは語られていない。

 

しかし、イチローの語る言葉の端々、所作からはヨガ的な思想とリンクする部分は多々読み取れる。

ルーチン化する。

 

ベンチからバッターボックスに入り、バットを振るまで一連の動作は流れるようにルーチン化されており、まさにヨガの動作のようである。

 

ルーチン化する事により精神を安定化させ、集中力を研ぎ澄ましパフォーマンスを最大限に発揮していた事が伺える。

 

他人と自分を比較しない。

 

イチローがプロを目指す野球少年達に贈ったメッセージにこんな言葉がある。

 

「自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねる」

 

「人との比較ではなくて、自分の中でちょっとだけ頑張った。そのことを続けていく」

 

過酷な競技人生の中にあっても常に自分と自分の身体と向き合って自己鍛錬して来たのである。

 

このあたりの思想もヨガとリンクする部分である。

ジョコビッチ選手(プロテニスプレーヤー)

 

著書で1日7-8時間の睡眠を確保し、瞑想やヨガ、太極拳に励んでいると語っている。

 

テニスは1プレイごとに気持ちを切り替えないとあっという間に1セット取られてしまう。

 

まさにメンタルが勝負のスポーツ。

 

気持ちをリセットできるヨガが効果的なのだ。

 

もともと、ジョコビッチ選手は、感情のバランスを取るのが苦手な選手と言われていた。

 

ミスを犯して感情を爆発させ、ラケットを破壊してしまったりしていた。

 

しかし、ヨガや瞑想を取り入れる事により、気持ちの切り替えがスムーズに行くようになり、

 

世界王者まで上り詰めた。

 

錦織圭選手(プロテニスプレーヤー)

 

ジョコビッチのくだりでもあるようにテニスはメンタルが勝負のスポーツであり、しかも通常テニスには試合時間の制限がない。

 

競るほどに試合時間は長くなり、4~5時間におよぶ試合もざらにあるという。

 

その中で錦織選手は「無」でいられる時が一番強い状態であると考え、意識的に作り出しているという。

 

「無」でいながらもしっかり考えて、頭は明瞭な状態。

 

つまり、「ゾーンに入っている状態」と呼ばれるものだ。

 

このような、「無」を意識的に作り出すトレーニングはまさにヨガや瞑想により培われる。

 

錦織選手のメンタルの強さはヨガによって支えられているのかもしれない。

 

長友佑都選手(プロサッカー選手)

 

元々、学生選手時代から怪我の多い選手だったが、ヨガを実践しはじめてから、関節の可動域が広がり、怪我をしなくなった。

 

さらに、プレーにも柔軟性をもたせることができ、パフォーマンスも上げる事が出来たという。

 

その経験を元に、自らのメソッドを「ヨガ友」として纏め本も出版している。

 

まとめ

 

アスリートがヨガを実践する事により得られるメリットは下記のようなものになる。

 

  • ルーチンにより気分を落ち着かせ、安定したパフォーマンスが出せるようになる。。
  • 柔軟性が増す事により怪我が減る。
  • 他人の評価を影響されず、自己成長に集中し長い競技生活を送れるようになる。
  • いわゆる、極度に集中している状態「ゾーンに入っている状態」を作りやすくする。